1月ももう終わりますが、今年の貯蓄計画はもう立てられたでしょうか。特にいまの子育て世帯は教育費や住宅ローンを払いながら、老後資金にも備える必要があります。お子さんが小さいと働き方をセーブする女性も多く、日々の生活費に精一杯で先々の貯蓄まで考えられない場合も多いでしょう。
株式会社小学館が運営する「HugKum」が未就学児〜小学生の子どもを持つ保護者818人に行った、子育て世代のお金の実態と子どものマネー教育の調査によると、子育て世帯の平均年収は500万円でした(2022年1月26日公表)。
同調査より令和の子育て世帯のお財布事情を確認しながら、教育費用についても確認していきましょう。
子育て世帯の平均は「世帯年収500万円」
まずは同調査より、子育て世帯の平均年収を確認します。
上記によると、最も多いのは「年収500〜600万円未満」の世帯で15.7%でした。次に「400~500万円未満」(14.6%)「600~700万円未満」(11.4%)と続きます。
1000万円以上は9.9%と、およそ1割が世帯年収1000万円です。これは地域による差や、共働き世帯が増えていることも影響しているでしょう。総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)」によると、2020年は共働き世帯が1240万世帯、専業主婦世帯が571万世帯です。
あわせて貯蓄額も確認しましょう。