節約や貯蓄の習慣を身につけよう
老後の生活はいつまで働けるか、病気やケガはしないかなど「分からないことが多いこと」が不安の一因です。誰しもどうなるかわからないこそ、生活の基盤となるお金については早いうちから考えておきたいですね。
退職前と退職後では、月々の生活費も変わります。家計を見直して、時間に余裕が生まれることでできる節約などについても考えてみましょう。
やりくりをして貯蓄をしたり、貯蓄の一部を運用に回して資産寿命を伸ばしたりすることは、現役時代でも退職後からでも可能です。資産運用に定年はありませんから、一度学べば退職後も運用で「お金を育てる」ことも可能でしょう。もちろんリスクはあるので、情報収集をしながらご自身に合った運用方法や金融商品を選ぶことは大切です。
ご家庭でできる老後資金の対策について、これを機に考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 公益財団法人生命保険文化センター「『老後』とはいつから?」
- 総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)」
- 厚生労働省「令和4年度の年金額改定についてお知らせします 」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」「Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました」
- 厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」
宮野 茉莉子