事業の動向はどうであったのか

以下、今回の決算における経営状況のポイントとなります。

ポイント

  • 5Gや自動車関連などで半導体の需要旺盛
  • 顧客である半導体メーカーの設備投資は活発で、精密加工装置の出荷は高水準


以下、決算短信「1.当四半期決算に関する定性的情報」より引用

市場環境は、新型コロナウイルス感染症によるサプライチェーンの混乱や供給制約の影響がみられたものの、5G関連や自動車向けに加え、世界的な脱炭素化の加速などを背景に、幅広い用途で半導体の旺盛な需要が継続しました。

顧客である半導体メーカの設備投資は引き続き活発な動きがみられたことから、精密加工装置であるダイシングソー、グラインダはともに高水準の出荷となりました。

また、顧客の設備稼働率も高水準で推移したことから、消耗品である精密加工ツールの出荷額も引き続き好調に推移しました。

では次に、通期の業績予想について見ていきましょう。