2022年、もう1ヶ月が経とうとしています。2022年のビッグニュースの1つが民法改正によって4月1日から「18歳」が成年となることでしょう。成年になったらクレジットカードを作ることやローンを組むことも可能になるのでより早くからお金に関する知識が必要になってきます。

資産運用の制度としてよく耳にするのが「つみたてNISA」ですが、つみたてNISAの加入対象も「18歳」に拡大されます。ただし、証券口座では2022年1月1日時点での年齢が基準となる為「18歳」以上の方が対象でも、これから18歳になるという方は対象外になりますので注意が必要ですね。

今回は、年代別の貯蓄額がいくらかを眺めながら、貯蓄額を増やす方法について考えていきます。不労所得という考え方も広まり、興味はあるけど踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。初心者でも比較的始めやすい不労所得を取り入れる方法についても考えていきましょう。

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日本の年代別貯蓄額はいくら?

それでは早速、あなたの貯蓄は同年代より多いか、少ないか、年代別の貯蓄額を見ていきましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和2年)」によると、二人以上世帯の貯蓄の平均と中央値は下記の通りです。

【二人以上世帯】貯蓄額平均/中央値

  • 20代:292万円/135万円
  • 30代:591万円/400万円
  • 40代:1012万円/520万円
  • 50代:1684万円/800万円
  • 60代:1745万円/875万円

平均は一部の大きな数字に引っ張られやすい傾向があり、より実態に近いのは中央値と言われています。20代・30代は平均と中央値にあまり差がありませんが、40代以降はその差が2倍近く開いています。

40代はこれから教育費が多くかかる年代であり、住宅ローンを払っている方も多くいます。ライフスタイルの違いによって貯蓄の差が大きく開いていることがこの数値からわかりますね。年代があがるにつれ貯蓄の平均・中央値ともに上がっていますので、老後を見据えて貯蓄をしているということも考えられます。

貯蓄を増やすためには、固定費を見直して支出を減らす方法や、転職して収入を増やすという方法もありますが、このコロナ禍ではなかなか難しいかもしれませんね。そんな時には不労所得を増やすという方法を考えてみてはいかがでしょうか。