貯蓄がなくても年金で生活できる?
貯蓄がゼロとなれば、主な収入源は年金のみとなります。参考までに、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から年金の受給額を見てみましょう。
国民年金(基礎年金)
全体…5万6252円
厚生年金保険(第1号)
全体…14万4366円
国民年金は日本に住む20歳~60歳未満のすべての人が加入しています。一方で厚生年金とは、会社員や公務員が国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして加入する年金です。ちなみに、上記金額には国民年金部分を含んでいます。
つまり、自営業やフリーランス、専業主婦(主夫)などは国民年金のみの受給になります。また厚生年金があっても、受給額は現役時代の加入期間や報酬によって変わるため、個人間の格差が激しいです。実際平均だけでみても、男女差は約6万円。
自分がもらえる年金は、受給のタイミングで「想定よりも少なかった!」と思うことがないように、ねんきんネットなどで確認しておくことが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)