「高所得貧乏」にありがちな習慣

ここでは、「高所得貧乏」に陥りやすい人の特徴を挙げていきます。
当てはまったら危険信号、気付いたら早めに改善していきましょう。

1.収入に伴って生活水準を上げる

収入が増えると、その分いい暮らしをしようと思うのは自然なことですよね。しかし、家賃などの固定費から普段の買い物などの変動費まで、すべて水準を挙げてしまうと大変です。一度緩んだ財布の紐は、後から締めようと思ってもなかなか難しいものです。

そのため、特に固定費については安易に水準を挙げず、変動費についてもメリハリをつけた出費を心がけるのが良いでしょう。

2.残った分で貯金しようと思っている

これだけ収入があれば、本気を出せば貯金はできるだろう、という考えの人。残った分で貯金をしようとすると、生活水準を上げた場合、実際はなかなか残りません。

そのため、貯金は固定の金額を先取りして別口座に移す方法がおすすめです。

また、つみたてNISAなどの積立投資を設定すれば強制的に毎月引かれて、いざ必要な時までお金が働いてくれます。

【図表】NISA口座開設・購入額の推移

【出典】金融庁「NISA・ジュニアNISA利用状況調査」(2019年6月末)

 

元本が大きいほど複利で運用する効果は大きいため、将来充分な老後資金が作れる可能性も高くなるでしょう。