実際の子育て世代の年収は600万円台
では、実際の子育て世帯の年収はいくらでしょうか。少し前の調査にはなります※が、厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査の概況」より確認しましょう。
※編集部注:2020年の調査は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
上記を見ると、18歳未満の児童のいる世帯の総所得は745.9万円。そのうち雇用者所得(世帯員が勤め先から支払いを受けた給料・賃金・賞与の合計金額で税金や社会保険料を含む)は651.8万円です。働いて得られる平均年収は約650万円と言えるでしょう。
先ほどの20代が考える年収600万円と同程度ということが分かりましたね。
ただ、上記は乳幼児を育てている世代から中高生を育てる世代までさまざまな年齢の方がいます。夫婦の仕事事情も、ご家庭により異なるもの。特に乳幼児を育てているご家庭ではワンオペ育児のご家庭が多く、専業主婦や働くのをセーブしている女性も多いですよね。
参考までに、共働き世帯と専業主婦世帯に分けた平均年収も確認しましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)