全体のバランスを見ながら、枝と枝の間隔が狭かったりする箇所はしっかりとした枝を残して剪定しましょう。花の大きさによりますが、ヒョロヒョロの貧弱な細い枝もカットしておきます。

手順3

枯れ枝、古枝を剪定します。残しておくと株の老化の原因となり、風通しや開花に悪影響を及ぼします。剪定の際は、根元からカットして下さい。

バラの寒肥:1月~2月上旬

バラの休眠期には寒肥を施します。寒肥は剪定後のタイミングが理想的です。肥料を与える際は用法・用量を厳守して下さい。あまり葉が茂っていなかったり、元気のないバラには施肥を控えめにします。

即効性だと肥料焼けを起こす可能性もあるので、寒肥に使う肥料は必ず緩効性のものを選びましょう。化成肥料でも構いませんが、特に有機肥料がおすすめ。

主要な肥料成分以外にも土中の微生物を増やす手助けをしてくれる成分も配合されているので、土も元気にしてくれる効果も。バラの健康な生育に繋がります。

寒肥を施す際は株元よりも鉢の周辺部に施肥します。根先から養分を吸収しやすく効果的です。

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「大苗の植え付け」は1月に!

バラの大苗の植え付けは1月が最適です。鉢植えの場合は鉢底に軽石を敷いた上で、根鉢を崩さないようにバラ用培養土で7~8号サイズの鉢に植え付けます。