熟年夫婦の後悔1位は「資産運用」

松井証券が全国の結婚3年以内の20~30代男女400名、結婚30年以上の50~60代男女400名(以下、熟年夫婦)合計800名を対象に行った「夫婦の家計管理事情に関する調査」(2020年6月30日公表)によると、熟年夫婦が「やっておけばよかった」と後悔しているものの1位は「資産運用・資産形成」です。

では、熟年夫婦がいつ頃から資産形成・資産運用を始めればよかったと思うのかというと、「1位:独身時代(50.8%)」「2位:結婚時(31.6%)」でした。結婚前までがおよそ8割を占めます。

20代はまだ貯蓄や資産運用の必要性に対して現実味を感じない年代かもしれません。結婚するのか、子どもを生むのかさえもわからない、という方が多いでしょう。

一方で、いまは老後年金だけでは生活できないと言われています。ひとりでいるにしろ、結婚するにしろ、将来的にまとまった老後資金は必要になるでしょう。

時間も体力もある20代のうちに、資産運用についてリスクまでしっかり学び、挑戦してみるのもいいでしょう。実際にやってみる、その経験は人生の糧になります。

まずは月々のやりくりからはじめて、貯蓄や資産運用など、お金のことについても学んでみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子