20代の貯蓄と手取りからの貯蓄割合はどれくらい?
次に、20代の貯蓄平均額を確認していきましょう。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」より、20代・単身世帯の平均的な貯蓄額をみていきます。
20代の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 平均:113万円
- 中央値:8万円
金融資産を保有していない世帯を含む20代の貯蓄額平均は113万円でした。ただ、平均は一部の大きな金額に引っ張られやすい傾向にあります。
より実態に近い中央値で見ると8万円。あまり貯蓄がないという方も多いのでしょう。
では、金融資産を保有している世帯の金額を確認してみましょう。
20代の貯蓄(金融資産保有世帯)
- 平均:203万円
- 中央値:81万円
金融資産を保有している人の中では、中央値は81万円。20代でもまとまった金額を貯蓄していることが分かりますね。
実際に20代の方は年間の手取り収入からどれくらい貯蓄しているかというと、平均で18%です。節約をするなどして、まずは何かあったときのために手取りの3カ月くらい貯蓄できると安心でしょう。