連日感染者の増加が報じられる新型コロナウイルス。不安を感じている方も多いでしょう。
カーディフ生命保険株式会社が全国の20~59歳の男女2149人を対象に行った「第3回 生活価値観・住まいに関する意識調査」によると、現在感じている不安で「自分や家族が新型コロナに感染する」と答えた人は70.4%でした(2021年12月21日公表)。
では、最も不安を感じているものはというと83.2%の方が「老後資金」と答えています。20〜50代の方が抱える不安と、コロナ禍で新たにお金をかけるようになったものも見てみましょう。
老後への不安は強い
同調査より、20〜50代の方がいま感じている不安をみていきます。
1位は老後資金で83.2%。2019年から比較するとその割合は減っていますが、それでも8割の方が老後に不安を抱えています。
次に「自然災害」(75.4%)、「病気・怪我などで働けなくなる」(73.5%)「親の介護」(70.5%)、「自分や家族が新型コロナに感染する」(70.4%)、「失業・リストラ」(57.6%)。7割以上のものは多くの方に共通する不安と言えるでしょう。
自然災害や病気・怪我などで働けなくなるなどは万一の時のことですが、老後は誰にも訪れるもの。その老後に対して、これだけ不安を抱える方が多くなっています。