赤字サインを見逃さない貯蓄術
貯蓄を考えるときは、「我が家の家計」としっかり向き合う必要があります。数年後のライフイベントも加味して、今の貯蓄ペースで大丈夫か算出してみましょう。
「子どもが中学校にあがると教育費も増える」「5年後に住宅ローン控除が終わるから、繰り上げ返済したい」などです。二人以上世帯の場合は、子どもの教育費が一番のポイントとなるでしょう。
一方で単身世帯の場合、「貯蓄額」ではなく「貯蓄割合」を設定してみるのも1つです。手取りが増えるほど使いたくなるものですが、単身世帯ほどリスクへの備えが必要になります。
例えば病気やけがで働けなくなった場合、収入を補填できるのは自分だけです。保険もうまく活用しながら、しっかり備えておきたいですね。
「数年先のライフイベント」や「何かあったときのリスク」などをしっかり考えると、赤字サインに気づけるでしょう。