ハボタンの種類

ハボタンは漢字で書くと「葉牡丹」。花の姿が牡丹に似ていることや、葉が色づくことから名付けられました。

葉の色は白、紫がメインですが、最近はかわいらしいピンクや白に近い黄緑、シックな黒など個性的なハボタンが登場しています。

ハボタンはおもに下記の系統に分類されます。

東京丸葉系

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「東京丸葉系」は「江戸葉牡丹」ともいわれ、葉が丸いのが特徴。寒さにも強く育てやすい品種です。

大阪丸葉系

「大阪丸葉系」は、東京丸葉系と名古屋ちりめん系の交雑種。丸葉系ですが、葉が少しウェーブしているのが特徴です。

ちりめん系

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葉が波状に細かく縮れているのがちりめん系。明治時代に、名古屋で東京丸葉にちりめん系のケールを再交配して作られた系統です。

切れ葉(さんご)系

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さんご系はロシア産のケールと丸葉系の交配種になります。華やかで葉の形がサンゴに似ていて、深い切れ込みがあります。