50代世帯「貯蓄の内訳」は?
では、保有する金融資産の内訳はどうなっているのでしょうか。前述した50代の金融資産保有額(平均1684万円)をもとに、どのような金融商品で保有しているか、割合を見ていきましょう。
50歳代・二人以上世帯「種類別金融商品保有額」
(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融資産保有額(平均):1684万円
- 預貯金 633万円(うち定期性預貯金 381万円)
- 金銭信託 18万円
- 生命保険 350万円
- 損害保険 44万円
- 個人年金保険 146万円
- 債券 96万円
- 株式 189万円
- 投資信託 113万円
- 財形貯蓄 86万円
- その他金融商品 10万円
約38%を預貯金が占める一方で、生命保険や有価証券など、さまざまな金融資産に分けて保有していることもわかります。
昔とは違い、現在では超低金利が続いています。銀行などに漠然と預けているだけでは、残念ながらお金は増えない時代です。
株式や投資信託など、リスクがある商品にも資金を振り分けているのは注目すべき点と言えるかもしれません。