「お金に働いてもらう」という視点
厚生年金を「ひとりで20万円」受給している人の割合を眺めてきました。意外に厳しい現実がわかりましたね。
モデル年金は夫婦で約22万円とはいえ、「自分の場合」で考える必要がありそうです。
特に厚生年金に加入している期間が短い方は、注意が必要です。
年金からさらに税金や介護保険料などが天引きされることを考えると、国民年金の5万円だけでは生活が厳しいです。自分で老後資金を準備しなくてはいけませんね。
準備方法は預貯金以外にもいくつかあります。退職まで20~30年あるなら、資産運用にチャレンジしてみるのもひとつです。資産運用は、複利の効果で「お金が働いてくれる」というメリットがあります。
ただし投資にはリスクがつきもの。リスクを抑えて投資をするなら、「ある程度の貯金と並行して」「幅広く情報収集し」「長期で」「分散して」行うことが必要不可欠です。
時間に余裕があるときに、じっくり検討してみてはいかがでしょうか。
【※編集部より】本記事は2021年12月22日時点の最新公開データをもとに執筆されたものです。
参考資料
LIMO編集部