家計簿なしでも貯金ができる方法

ここからは私の体験談になります。

3年ほど、家計簿アプリで家計簿をつけていましたが、1年前からつけるのをやめました。理由は、3年間で月ごとの収支が把握できたこと、これ以上続けても単なる記録にしかならないことがわかったからです。

また、家計簿をつけることに少し疲れた面もあります。やめて気づいたことは、家計になんの変化もなかったことです。

そもそもの話ですが、家計簿をきっちりつけている人はそれだけ家計のことを気にしている人。つまり、節約意識も高く、改善すべきところは改善してしまった、言わば家計簿をつける必要がない人だったりします。

そこで「家計簿は手段、最終目標は貯金を増やすこと」を思い出して、別のアプローチを考えました。

*トップダウン方式で貯金

最初に「毎月○〇万円貯金する」と決めてしまいます。この時、無闇な金額ではなく、これまでの収支を見て実現できそうな額からちょっと背伸びをした金額に設定するといいでしょう。

設定した金額を、自動積立定期預金などを使って、給与の口座から毎月自動で定期預金に積み立てます。

あとは、給与の口座の残高を気にするだけです。大幅に赤字になりそうだったら、金額設定を見直す必要がありますが、それは最終手段です。

毎月の収支が黒字になるように、やりくりを工夫する、収入を増やす方法を考えるなど、とにかく一度決めた貯金額を変えないように取り組みます。記録よりも行動ですね。