医療費の控除を受けるための手続き
医療費控除を受けるためには、原則、確定申告をおこなう必要があります。
【医療費控除の確定申告】
- 税務署へ確定申告の書類を持参、または郵送、e-Taxにて確定申告をおこなう
- 平成28年分までは「医療費の領収書」を確定申告に添付
- 平成29年分以降は簡略化された「医療費控除の明細書」を確定申告と一緒に提出
医療費明細書は、「医療を受けた人」「病院・薬局などの支払先」別にそれぞれ記載が必要です。
対象となる家族の人数が多い・医療機関数が多いなどで書ききれない場合には、「医療を受けた人別の合計」または「病院・薬局などの支払先別の合計」を記入しても問題ありません。
ちなみに、会社員など年末調整をおこなっていて確定申告不要な方の場合は、確定申告ではなく「還付申告」でも税金の還付をうけることができます。
確定申告の必要がない方の還付申告は、還付申告をする年の翌年1月1日から5年間行うことができるため、過去の申告をしていなかったという方でも間に合う可能性があります。
もし5年以内に医療費がかかっていたという方は一度、医療費控除の対象になるか確認してみるといいですね。
