日本人の賃金が諸外国と比較して、長期間上昇していないということが話題になっています。

そもそも、働く人の年収の違いの差の違いはどこから生まれてくるのでしょうか。

「日本だけ平均賃金が上がっていない!企業が内部留保を貯めて、従業員に還元していないせいだ」という論調もあります。

その要素もあるかとは思いますが、年収が上がっていない背景は、それだけではないと考えています。

私が、様々なポジションの採用にもかかわる中で、働く側の仕事に対する考え方が仕事を取り巻く環境の変化の中で変わってきていることも一つの背景かなと考えています。

そして、それは中途入社組だけではなく、新卒就職組も考え方が変わってきているのではないでしょうか(※編集部注)。

今回は、平均年収といった数字もあわせて、考え方の違いについてみていきたいと思います。

【※参考記事】入社3年で辞める、辛抱強くない若者は不幸になるのか