国民年金「いくら払っていくらもらえる?」

私たちが最初に「年金」に触れるのは、20歳になったときです。20歳になれば自動的に「国民年金」に加入し、毎月保険料を納めることになります。

保険料は毎年改正されており、2021年度は月額1万6610円。ちなみに保険料は上昇傾向にあります。

保険料をきっちり40年間納めた場合、国民年金を満額受け取れます。令和3年度の満額は月額6万5075円。学生納付特例制度を利用したり、失業などで免除・猶予を受けたりした場合は、満額から差し引かれるしくみです。

実際に、現在国民年金を受給している方の平均受給額も見てみましょう。

国民年金の受給額事情

全体平均年金月額:5万5946円

  • 男子平均月額:5万8866円
  • 女子平均月額:5万3699円

国民年金「みんなの受給額」

男女ともに平均月額は5万円台ですね。


厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業年報 令和元年度」によると、国民年金の平均は5万5946円でした。6万円~7万円を受給している人が多く、満額との差額は約1万円です。

次は厚生年金の実情にせまりましょう。