高校生に先を越されない!資産形成を正しく知る
高校では金融庁の出前授業などで、資産形成に関するあらゆることが教えられるでしょう。私たち大人も、目をそらさずに向き合わなくてはなりません。
すでに金融庁が中学生・高校生向けに発信しているガイドでは、家計管理や預貯金だけにとどまらず、保険やローン、投資についてもまとめられています。
年金だけでは生活が難しいと捉えたとき、自助努力をするにはこれらの金融知識が必要不可欠でしょう。
ライフイベントを見越してライフプランを立てていますか?人生三大支出と言われる「教育・住宅・老後」に必要な金額を把握できていますか?
そして、これらの資金を貯めるために、投資もひとつの方法として考慮できていますか?
もし一つでも抜け落ちている項目があるなら、早めの対策が必要でしょう。退職後の生活を安定させたいなら、早めに準備をしなくてはいけません。まずは金融に関する正しい知識を手に入れましょう。
また資産形成の一つである資産運用に対しては、ギャンブルと同じようなイメージを持たれる方もいます。たしかに元本割れするリスクはゼロではありません。そこで視野に入れたいのが「少額での積立投資」でリスクを抑えていく手法です。
低金利の時代、預貯金だけでお金を増やすことは見込めません。これからは預貯金に加え、つみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)などで資産運用する選択肢もたいせつになってくるでしょう。
大切な資産を守りながらも育てていく。そのためにも、金融の知識は正しく身につけておきたいものですね。
参考資料
LIMO編集部