「年金だけでは不安……」老後の資金を育てるポイント3選!
公的年金「だけで」老後を乗り切れる人は、ごく少数派であるといえそうです。
そこで、老後に向けて大きな資産をつくる際の3つのポイントをお伝えします。
ポイント①「世界株式」に目を向ける
大きな資産を作っていく際には、成長する資産に着目することが大切です。経済成長が見込める先に投資している金融商品(=成長資産)を選び、長期的な視点を向けていくとよいでしょう。世界株式などはその好例です。
ポイント②「長期積立」でコツコツ運用を
積立投資のスタイルで、長期でコツコツ運用していくという手法もたいせつです。
金融商品は日々値動きします。一度にまとまった金額分を購入すると、値下がりしたときに大きく損が出る可能性が。
積立投資の場合は、定期的に同じ金額分だけを購入します。よって、「相場が高いときには少なく、相場が低いときには多く」買うことになりますね。ここで、値動きの影響を受けにくくなり、運用益の安定につながります。
ポイント③退職後も運用し続け、目標が近づいたら守りながら運用する
定年退職が近づく50代から資産運用を始められる方も多いでしょう。この場合、60代以降のリタイヤ後もできるだけ長期間、運用を継続することが大切です。
20年以上の運用期間であれば、短期間と比べてリターンを高め、リスクも抑えられるようになります。
また、ご自身の老後の目標金額が近づいたら、債券を活用した守りの運用を心がけましょう。積み上げてきた資産を大きく減らしてしまうリスクをカバーしながら、資産をコツコツ増やすことが出来ます。