みんな「手取り収入」からどのくらい貯蓄している?

では、40代・50代世帯は「手取り収入」からどのくらいの金額を貯蓄に回しているのでしょうか。ここからは、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」を参考にしていきます。

同調査によると、「手取り収入(可処分所得)からの貯蓄割合」は40歳代で11%、50歳代で10%。

この平均額を元に考えると、40代・50代世帯は毎月5万円ほどを貯蓄に回せている、という計算になりますね。年間で表すと約60万円です。みなさんのご家庭はどうでしょう。

次は、40代・50代世帯の「実際の貯蓄額事情」を深掘りしていきます。預貯金と資産運用のバランスについても着目します。