寄せ植えの作り方、手順
【1】ガーデンシクラメンや草花の苗をポットのまま鉢に置いて、苗の高さや向きの構図など、バランスを見ながら寄せ植えの配置を決めます。
鉢の中央に背の高い植物を置き、周りに背の低い草花や垂れ下がるものを配置するとおしゃれです。日の当たり具合を考えて、鉢を正面から見た時も意識してみましょう。
【2】配置を決めたら一旦苗を鉢から出します。デザインは覚えておきましょう。
鉢底ネットを敷き、鉢底石を高さ2~3センチほど入れましょう。排水性を高め根の張りを良くするので、鉢底石は必ず入れます。
【3】培養土を鉢底石が隠れるくらいまで入れましょう。元肥が入っている培養土を使うと手軽です。培養土に肥料が入っていない場合は、この段階で緩効性肥料を決められた量だけ混ぜ込みます。
【4】ガーデンシクラメンなど草花の苗をポットから抜き取り、用土を入れながら植えこみます。土入れなどがあると作業がしやすく便利です。
ガーデンシクラメンは、根鉢の肩が表土から少し出るように植えてください。他の草花で根がびっしり張っている場合、根鉢を崩して植え付けます。
【5】ウォータースペースが上から2~3センチほど確保できるまで、土を入れていきます。割り箸などの細い棒を使って、苗の間にも用土がしっかり入るようにしてください。
【6】苗を配置して植え付けたら、最後に全体のバランスを確認します。
苗と苗の隙間が無いかもよくチェックして下さい。ガーデンシクラメンの苗の肩が地表から出ているかも、この段階でしっかり確認しましょう。苗同士の間などに隙間があったら用土を足してあげます。
寄せ植えが完成したら、たっぷりと水をあげましょう。そうすることで根と土を密着させます。株もとにそっと水やりをするようにして下さい。
苗の根が落ち着くまでの2~3週間は、湿度や温度など急激な変化を与えないようにするのが健康な生育の秘訣。肥料も、根が落ち着いてからあげましょう。