女性の人生は選択肢が多い
結局、専業主婦がいいのか、共働きがいいのか。この答えは個人により異なります。ワンオペ育児や実家が遠方など、環境により働き方をセーブせざるを得ない人もいるでしょう。もともと専業主婦が向いているという、本人の得意分野や性格も人それぞれです。どちらが良い悪いもなし、答えは個々人の中にあります。
現代は一時的に専業主婦であっても、それは過程という方も多いでしょう。子どもが小さい間は専業主婦で、入園・入学をしたら働くという女性は筆者の周りでも多いです。いざ働くとなっても、正社員、契約社員、派遣社員、パート、フリーランスなど、働き方はさまざまですよね。
まだまだ女性の人生はライフスタイルの変化に左右されやすいもの。選択肢が多いゆえに、迷いも大きいでしょう。時代の流れもありますが、人生は一度きり。自分の中で納得のいく選択ができるといいですね。
参考資料
- 日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」
- 厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」
- ソニー生命「女性の活躍に関する意識調査2020」
宮野 茉莉子