『パプリカ』を口ずさんでいた子どもたちが、最近では『ツバメ』を歌うようになりました。 YOASOBIが10代の声を反映して作った、SDGsをテーマとする曲です。SDGsとは国連サミットで採択された17の目標で、その中の一つに「ジェンダー平等を実現しよう」があります。

先進国の日本でも、まだ解決できたとは言い切れないジェンダー格差。実は将来もらう年金にも、男女差がうまれているのです。

今回は、私たちが将来受け取れる年金の男女差にせまります。iDeCoなどもあわせて老後の対策(※編集部注)を考えるヒントとしていただければと思います。

【※参考記事】【iDeCo】10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?

そもそも年金とはどんなしくみ?

まずは年金制度をおさらいしましょう。日本の年金制度は、基本的に2階建て構造になっています。

1階部分は「国民年金」・2階部分は「厚生年金」

働き方や立場でどちらに加入するかが決まります

老後に受け取る年金は、現役時代の加入状況により人それぞれ

 

1階部分:国民年金(老齢基礎年金)

日本国内に住む20歳から60歳未満の全員が加入するのが、国民年金(老齢基礎年金)。すべての人が一律の保険料を納めるため、未納期間などがない限りは受給額に差が出ません。

2階部分:厚生年金

2階部分は、会社員や公務員が上乗せで加入する厚生年金です。収入によって保険料が決まり、事業主と折半して納めます。納めた保険料に応じた年金が受け取れるため、人によって年金額に差がでます。

次で、それぞれの受給額事情を深掘りしていきます。