12月となり、2021年もあと1ヶ月を切りました。年末年始の仕事やイベントで、忙しい日々を送っている方も多いでしょう。ところで、住民税控除や返礼品がもらえるなど、さまざまなメリットがある「ふるさと納税」についても、年末年始はいくつかの注意点があります。

手続きの遅れ等で損をすることがないよう、2021年~2022年のふるさと納税のスケジュールについて、しっかりチェックしておきましょう。

ふるさと納税のおさらい

ふるさと納税は、自分の出身地や応援したい自治体を選んで、お金を寄附することができる制度です。寄附金が税金から控除されたり、自治体に寄附をしたお礼に地域の特産品など返礼品を受け取ることができたりと、嬉しいメリットがあります。

税金の控除については、たとえば配偶者がいない年間給与が500万円の方の場合、約6万円のふるさと納税が可能です。2021年中の寄附金は、2022年6月以降に納める住民税から控除されます。

返礼品については、肉や魚、お酒や果物などの食材や、家電や雑貨などの日用品、地域の旅行券など、多種多様です。ふるさと納税ができる金額内で、楽しみながら、返礼品を選んでみましょう。