自分の年金額を調べよう!
ここまでは、あくまで平均値でのお話でした。
実際にいくら年金がもらえるかは、「ねんきんネット」で簡単に調べることができます。もっと気軽に計算したい場合は、銀行や保険会社のホームページなどの簡易シミュレーションを活用するのもいいかもしれません。
また、受給予定額を見て一喜一憂するだけなく、今からできることについても考えてみましょう。
例えば、将来への不安から銀行に定期預金としてお金を固めていませんか。
日本人はしばしば、投資に不安を感じ、預貯金を好む傾向があるといわれますね。とはいえ、今の銀行などの金利ではなかなかお金は増えません。
そこで、定期預金のほんの一部分だけでも資産運用に回してみてもよさそうですね。「お金に働いてもらう」という発想です。
月々数万円でも老後資金の大きな種になります。気持ちの面でも、お金の面でも「無理のない範囲」で、検討してみるとよいでしょう。