老後資金は「長期積立」でコツコツと準備を!

遠い将来のための「老後資金」を準備する場合、20年、30年といった長期目線での資産運用を考えていただくとよいでしょう。

そこでぜひ活用していただきたいのが「複利」のチカラです。運用期間をできるだけ長くとることで、利子が利子を生む「複利」のメリットを最大限に活かすことに繋がっていきます。

そして「成長が見込める先に投資している金融商品を選ぶ」という視点も大切です。より高い利回りを期待するためのポイントとなるでしょう。「世界株式」はその好例。資産運用の専門家が運用する投資信託を活用されるのもおすすめです。

また、まとまった資金をお持ちの場合でも、それを一度に投資につぎ込むことは避けた方がよいでしょう。「積立形式で、買う時期を分散」するのがポイントです。毎月少額を積み立てていく形式であれば、投資へのハードルもだいぶ低くなるのではないでしょうか。

資産運用を始める場合、「価格が下落したとき」を心配される方も多いでしょう。毎月定額を積み立てる場合、「価格が高いときは少なく、価格が低いときは多く」購入します。よって、購入単価が平準化され(ならされ)ます。

もし、価格が下落したときは、「いつもの月よりも多めに積立てできるからラッキー」と捉えてもよいでしょう。「伸びしろ」がある先に、長いスパンで視点をむけていきたいものです。

まずは情報収集からスタート!

資産運用は預貯金とは異なり元本保証がありません。まずは自分に合う金融商品や運用スタイルを見つけるために、情報収集からスタートしましょう。

無理なくコツコツ積立を続けていけるとよいですね。

年末年始は家族でゆっくり会話ができる時期。マネー誌や情報サイトなども参考にしながら、「お金の話」をじっくりできるとよいですね。将来を見据えたお金の準備は、先手先手で進めていきましょう。

参考資料