肥料の与え方
ビオラとパンジーの肥料の与え方ですが、与える時期がポイントです。まずは植え付け時の元肥、そして育てる時期の定期的な追肥です。
元肥
苗を定植するときにをあらかじめ与える肥料のことを元肥といいます。
ビオラとパンジーの場合、元肥を与えるときが最初に肥料を与えるタイミングです。緩やかに長く効く、固形の緩効性肥料を用土に混ぜ込んで施肥しましょう。
地植えの場合はあらかじめ植える場所を耕し、堆肥や腐葉土を混ぜた上で、植え付け時に元肥として緩効性肥料を与えます。鉢植えの場合は培養土に混ぜ込んで使いましょう。
追肥
植え付け後、2週間後くらいから追肥を開始します。追肥とは、元肥だけでは不足する栄養分を補う役割の肥料のことを指します。
ビオラとパンジーは次々と開花しエネルギーを消費するので追肥が必要です。効果の早く出る液体肥料を定期的に与えるのがおすすめです。
目安としては、1週間~10日に1度くらいの頻度で、液肥の使用量を守って施します。追肥の頻度はあくまで目安なので、絶対ではありません。やりすぎに注意して下さい。
液体肥料は水やりをするのと同じように与えます。株にかからないようにしましょう。
置き肥で追肥をする場合も、用量と用法をきちんと守り与えます。株の近くには置かないようにします。植物は根の先端から栄養を吸収しているため、なるべく根の先端に届くような場所に置くことが大事です。
肥料が足りないと、花や葉の色ツヤが悪くなったり、そもそも花がつかなくなった、という症状が現るようになります。これらの症状は、土中にビオラとパンジーが必要とする栄養素が無くなってきていることが原因かもしれません。
適量を守って施肥をすれば、再び元気に成長するようになります。観察は継続しておこないながら施肥をするようにしましょう。