Q.シングル世帯、DINKs、子持ち世帯…それぞれどちらが向いているでしょうか。
「シングル世帯」であれば、賃貸派でも良いでしょう。なぜならば、賃貸派のメリットである収入や環境などの変化に合わせて引っ越しが自由にできる点が生活に合っているからです。
「DINKs」の方も賃貸派でも良いでしょう。どちらかが亡くなった場合には、一人住まい用の住居へ引っ越しができます。その後はシングル世帯の方と同じ生活になると考えられます。
ただしこの二つの場合、老後の資金を準備する際には家賃分も上乗せしなくてはなりません。家賃分まで考えて老後資金の準備を工夫しましょう。
お子さんとと暮らす世帯の方で、特に子どもの人数が定まり間取りが決まっているご家庭は購入を検討してもよいでしょう。しかし、一家の大黒柱の転勤が多い場合には様子を見るのも一つです。
いずれにしても持ち家のメリットは多いものの、収入の変化に耐えられるかがカギになります。慎重に検討し、かつ頭金の準備は十分にされてからがよいでしょう。