Q. 「持ち家派」のメリット・デメリットは?

持ち家派のメリットは、まず自分の資産になるということです。ローンの完済後は、老後も住居費の負担が軽くなります。

また、住宅ローンを組む際には「団体信用生命保険(団信)」に入る方が多い傾向にあります。この団体信用生命保険は、契約者に万が一のことが起きた場合、その後の住宅ローンは払わなくてよいというもの。遺されたご家族にとって、住居費の負担が減る点では安心でしょう。

物件としても、「家族の人数に合わせて部屋数が選べる、内装・設備などクオリティが賃貸よりも高めである、間取りの変更や設備交換などが自由にできる」といったメリットがあります。

一方で、持ち家派のデメリットは一度買ってしまうと簡単に引っ越しができないことです。

病気やリストラ、今回のコロナ禍のような要因で年収が下がった場合でも、簡単に住居費を下げることはできないでしょう。

他に費用面では「メンテナンス費用がかかる、固定資産税がかかる」、マンションの場合は「修繕積立金、管理費、駐車場代が恒常的にかかる」などがあげられます。