「お金の終活」は誰のため?
「お金の終活はいつ頃行うとよいのか」といったご相談を多く受けます。
筆者は、「アラフォー・アラフィフ世代であれば、必ずやっていただきたい」とお答えします。
その理由は、ライフイベントが大きな区切りを迎える時期だから。「子どもの教育費のメドが立った」「リタイヤ時期がある程度定まってきた」という方が増える世代といえるでしょう。
そんな、人生の転換期を迎える40代から50代のみなさんは、ぜひ資産の棚卸作業をしてみてください。その内容をご自身で再確認するという作業によって、足りないものが見えてくるでしょう。そこで資産構成の見直しや、保障の変更を行うのです。
より良い資産状態で、楽しいセカンドライフを迎えていただくための、大切なステップとお考えいただければと思います。
認知症に限らず、歳を重ねることで判断能力や認知機能が衰えることは避けられません。そう考えたとき「お金の終活」は自分自身と家族のための、非常に大切なアクションと位置付けることができるでしょう。
ぜひ、この年末年始を利用してチャレンジしてみてください。
参考資料
夢のかけはし㈱ 秋口 千佳