ダーニングのやり方

手芸や刺繍に苦手意識がある人もいるかもしれませんが、ダーニングに難しい技法は必要ありません。なみ縫い程度の技術があれば、おこなうことができます。

そもそも捨てる予定の靴下なら、練習がてらトライしてみるのもいいかもしれません。

気に入らなければ、解いてやり直しできるのも手芸の魅力。やり直すと時間はかかりますが、できあがったものには愛着もわきますよ。

それではさっそくダーニングのやり方を見ていきましょう。

用意するもの

  • ダーニングマッシュルーム(お玉で代用する人も)
  • ゴム(ヘアゴムなどが使いやすい)
  • 太めの針
  • 糸(毛糸、刺繍糸など)

ダーニングマッシュルーム(bonchan/Shutterstock.com)

ダーニングマッシュルームは刺繍を施しやすくするために、靴下の中などに入れて使うものです。値段は2000円前後。お玉で代用する人もいるので、球体で硬さのあるものなら支えになって刺繍がやりやすくなります。

ゴムはマッシュルームにかぶせた靴下を止めるために使います。ヘアゴムだとゴムをマッシュルームの傘にかけるとき、指が痛くならず使いやすいでしょう。

糸は刺繍を施す布地に合ったものだと、仕上がりもキレイです。特にこだわりがなければ、家にある少し細めの毛糸や刺繍糸がよいでしょう。

また、縦糸と横糸を違う色にすると個性的な仕上がりになります。このような場合は数種類の糸を用意するようにします。原色系の組み合わせが意外とおしゃれに見えたりします。

糸の色は仕上がりの印象を決めてしまうので、こだわりたい方はじっくり選んでみてください。

最近はダーニング用の糸も販売されています。ダーニングマッシュルームと糸がセットになった商品も販売されているので、このようなキットを手に入れるとすぐに始めることができますね。