お金に「働いてもらう」ことも

ここまでの話をふまえ、老後にお金が足りなくなれば、「そのときにまた働けばよい」「長く仕事をつづければよい」と考える方もいらっしゃるでしょう。

人生100年時代に突入し、高齢者の働く環境は整いつつあることは事実です。しかし健康寿命と言われる、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間は、男性は72.14歳。女性は74.79歳。

いざ、お金が足らなくなったときに「自らが働く」ことは、難しい可能性が高いと言えるかもしれません。

そこで、皆さんに検討をおすすめたいこと、それは「資産運用」です。お金を「眠らせておく(預貯金)」だけではなく、お金にも「働いてもらう(運用)」発想です。

資産運用の3つのキーワード「長期・分散・積立」

預貯金とは異なり、資産運用に元本保証はありません。そこで長期で取り組み、購入するタイミングを分散させながら、コツコツと積立ていくことをお勧めします。

決まった金額を定期的に投資していくと、安いときに多く買えるため、価格下落のリスクを抑えることに繋がります。つみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)といった少額からの積立投資を後押しする制度の活用を検討してみてもよいかもしれません。

お金のことを心配せず、やりたいことを心置きなく満喫できるセカンドライフを過ごしたいと思いませんか。まずはお持ちの資産の状況を把握したうえで、資産運用の「初めの一歩」を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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参考資料

  • 総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)家計の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支
  • 生命保険文化センター「介護費はどれくらいの年数・費用がかかる?」
  • LIFULL介護「老人ホームの費用相場」
  • 厚生労働省「平均寿命と健康寿命の推移」