見つけたいのは「将来を見据えた働き方」

社会保険料は年収の14%~15%程度の負担になります。できれば社会保険には加入せずに、扶養内で働きたいと思う人も多いでしょう。特に106万円の壁や130万円の壁の前後の年収であれば、調整をすることで手取りが大きく変わるので、仕事をセーブする方向に行きがちです。

しかし、将来に目を向けると、社会保険に加入することで年金額の増加や保障が充実することのメリットは無視できないものです。また、壁を意識せずに働くことで、収入が大きく増える、それよって年金額も増える、仕事にやりがいが生まれるといった好循環を生むこともあると思います。

目先の損得だけでない「将来を見据えた働き方」を選択できるといいですね。

参考資料

石倉 博子