児童がいる世帯・母子世帯別、貯蓄の構成割合は?

それでは次に、児童がいる世帯と母子世帯に分けて、貯蓄の構成割合をみていきましょう。

2019年・貯蓄額階級別世帯数の構成割合

貯蓄額:児童のいる世帯・母子世帯(総数100.0%)
貯蓄がない:11.6%・31.8%
貯蓄がある:84.4%・65.0%

  • ~50万円未満:4.3%・9.9%
  • 50~100万円未満:4.9%・7.0%
  • 100~200万円未満:10.1%・9.4%
  • 200~300万円未満:8.1%・4.7%
  • 300~400万円未満:7.7%・4.0%
  • 400~500万円未満:4.4%・3.7%
  • 500~700万円未満:10.6%・7.1%
  • 700~1000万円未満:8.1%・3.2%
  • 1000~1500万円未満:8.7%・6.7%
  • 1500~2000万円未満:3.8%・0.3%
  • 2000~3000万円未満:4.6%・2.5%
  • 3000万円以上:3.9%・2.0%

貯蓄あり額不詳:5.3%・4.5%
不詳:4.0%・3.2%

児童のいる世帯では、貯蓄0~100万円未満の世帯が約2割。

母子世帯では、貯蓄ゼロ世帯が約3割。貯蓄がある世帯でも100万円未満が16.9%で、およそ半数は貯蓄0~100万円未満という結果になりました。

日々の生活費や教育費、またもしもの時の備えを考えると、心許ない結果でしょう。