支出が多いのは、1位「調理食品」、2位「野菜・海藻」

同調査の結果、すべての世代を通じて、食費全体に占める割合が高いのは、1位「調理食品」、2位「野菜・海藻」です。では、年齢層ごとに見ていきましょう。

「調理食品」ひと月いくら買っている?

調理食品とは、お惣菜や冷凍食品、おにぎりなどを指します。

平均:1万757円

  • ~29歳:7836円
  • 30~39歳:9331円
  • 40~49歳:1万987円
  • 50~59歳:1万2365円
  • 60~64歳:1万1714円
  • 65~79歳:1万810円
  • 70~74歳:1万459円
  • 75~79歳:9753円
  • 80~84歳:9474円
  • 85歳~:1万544円

ここでは50代がもっとも高くなっています。コロナ禍で家族が自宅で食事を摂る回数が増え、加工食品を買い求める機会が増えた世帯も多いでしょう。

70代後半では1万円を割り込みますが、85歳以上では再び1万円台を超えます。年を重ねると、調理の手間がかからない、火の不始末の心配がない、といった理由で調理食品を利用する回数が増えるのかもしれません。