「iDeCoは聞いたことはあるけれど実際よく分からない」
「節税になるって聞いたけど、何が節税になるの?」
このような疑問を持たれている方は結構多いのではないでしょうか。
そこで本日は10年以上日系大手証券会社で勤務した経験のある私から、iDeCoの制度概要とメリット・注意点について詳しくお話しさせて頂きたいと思います。
iDeCoの制度概要
iDeCoは別名「個人型確定拠出年金」といいます。自分で拠出したお金を自分で運用して最終的に年金として受け取る制度です。
基本的には、20歳以上60歳未満のすべての方が加入対象です。
iDeCoの掛金上限は、国民年金において第何号被保険者であるか、企業年金などの加入状況によって変わります。具体的には下記のようになります。
第1号被保険者(国内に居住している20歳以上60歳未満の自営業・フリーランスなど)
- 上限額:月額6.8万円
第2号被保険者(主に会社員や公務員)
- 会社に企業年金がない会社員の上限額:月額2.3万円
- 企業DCに加入している会社員の上限額:月額2.0万円
- それ以外の会社員・公務員等の上限額:月額1.2万円
第3号被保険者(専業主婦(夫))
- 上限額:月額2.3万円
ご自身がiDeCoにつみたてられる上限金額がいくらになるか、判断しづらい方はiDeCo公式サイト内の「まずは『5秒』でわかるカンタン加入診断」を使うことをお勧めします。
まずは自分のiDeCoのつみたて額上限を理解し、続いて制度への理解を深め、本当に自分にiDeCoが必要なのかを判断していきましょう。