まとめにかえて
今回は、モデル年金に加え、独身世帯・夫婦共働き世帯など、ケース別の年金受給額をみてきました。
家族構成・健康状態、さらにはライフスタイルや価値観は人それぞれ。当然、老後の暮らしに必要なお金は世帯によって差があるでしょう。一概に「いくら必要」と言い切ることはできません。とはいえ、いずれのケースでも公的年金以外の収入源や貯蓄を備えておく必要がありそうですね。
現役世代が「今から」できることの一つとして、将来の年金額を把握することが挙げられます。ご自身は年金をどのくらい受け取れそうか、「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認してみると良いでしょう。
また、老後の準備資金をせっかく備えるのであれば、自分にあった方法で準備したいものです。
お金を賢く準備するために、まずは情報収集から始めてみませんか。マネーセミナーなどを活用して、ご自身に合った資産形成のスタイルを探していきましょう。
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参考資料
- 日本年金機構「公的年金の種類と加入する制度」
- 厚生労働省年金局「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 日本年金機構「ねんきんネット」
- 日本年金機構「「ねんきん定期便」とは何ですか。」
宮内 勇資