今のシニア世代が受給している国民年金や厚生年金。ひと月どれくらい受給している人が多いのか、ご存知ですか?
自営業やフリーランス、専業主婦の方などが受け取る「国民年金」と、会社員や公務員などが受け取る「厚生年金」。今は会社員からフリーランスやパートになる方もいますが、年金のことまではなかなか考えないかもしれませんね。
実際に今のシニア世代はひと月にどれくらいの年金を受給しているのでしょうか。国民年金と厚生年金、それぞれの平均や分布図を見ていきます。
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国民年金と厚生年金の基礎をおさらい!
日本の年金には、「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」があります。
1階部分が「国民年金(基礎年金)」。20歳位以上60歳未満の方は原則加入するものです。2021年度の国民年金の保険料は、月額1万6610円です。
一方の厚生年金は、会社員や公務員などが加入するもの。最近ではパートの方でも厚生年金への適用が拡大されており、一定条件を満たすことで加入することもできます。厚生年金は収入に応じて保険料が異なります。