冬に備えて準備を始めよう
最も電気代がかかる冬に電気料金が上がるのは悩ましいものです。とはいえ、冬の寒さや冷えは健康に影響するリスクもあるため、我慢をするのは体に良くありません。節電しながらも、体を温める工夫を取り入れたいですね。
環境省の「みんなで節電アクション!」によると、冬の室温の推奨は20℃。暖房の温度を1℃低くすれば、約10%の消費電力の削減につながります。エアコンのフィルターが綺麗な状態であれば暖房時に約6%の消費電力の削減になるので、2週間に一度は掃除を行いましょう。
また、カーテンや窓用断熱シート、サーキュレーターなどの活用で暖房効率を高めたり、着る毛布やレッグウォーマーなどで体自体を温めたりすることも効果的です。今のうちから冬に備えて、わが家にあった準備を始めましょう。
参考資料
- 気象庁「寒候期予報」
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)ー2020年(令和2年)平均結果ー(二人以上の世帯)」
- 東京電力エナジーパートナー「過去の燃料費調整のお知らせ一覧」
- 東京電力エナジーパートナー「2021年12月分電気料金の燃料費調整について」
- 関西電力「2021年12月分電気料金の燃料費調整について」
- 九州電力「2021年12月分電気料金の燃料費等調整単価をお知らせします」
- 東京電力エナジーパートナー「燃料費調整制度とは」
- 環境省「家庭でできる節電アクション」
宮野 茉莉子