今の貯蓄で老後は大丈夫?
今回は、年収600万円世帯と年収1000万円世帯の、貯蓄や負債・家族構成を眺めてきました。子育て中の世帯であれば、お子さんが18歳になったあとも、大学などの費用がかかってくることが推測されます。世帯主の平均年齢をみると、お子さんの大学卒業後には50代、気づけば還暦まで残り10年。
年収1000万円世帯の共働き夫婦でも、もらえる年金は1000万円とはなりません。老後の年金収入が想定外に低かった!といった事態になる前に、「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」でご自身の見込み額を確認してみましょう。
見込みの年金月額がわかったら月の生活費を引き、差額を老後30年分積み上げたものが、老後必要資金です。ライフスタイルにもよりますが、2000万円~3000万円必要という方も多くいらっしゃるでしょう。
数千万円という金額を10年間で貯めるのは難しいので、「お金に働いてもらう=資産運用」を取り入れてみるのもいいですね。なるべく早く少額からでも教育費やローンの支払と平行して始めておくと複利の力で、効率的に資産を増やすことができます。
どういう資産運用が自分に合っているかわからないという方は、オンラインセミナーで情報収集から始めてみるのもいいかもしれません。