冬のボーナス 平均2.34カ月に
ここからは、年末賞与・一時金の支給月数を見ていきます。
平均⽉数は、集計社数203社の平均で2.34カ⽉となり、同⼀企業で⾒た場合の前年同期(2.40カ⽉)から0.06カ⽉の減少となりました。
なお、個別企業の状況を⾒ると、⽉数の最⾼は3.37カ⽉(前年同期4.53カ⽉)、最低は0.75カ⽉(同1.00カ⽉)と、ともに前年同期を下回っています。
まとめにかえて
今回は、年末賞与・一時金の調査結果を見てきました。
長期化するコロナ禍の影響もあってか、ボーナスはここ数年減少傾向が続いていることがわかる結果となりました。
とはいえ、2021年4月に発出された緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は、9月30日をもって全都道府県で解除されています。今後は経済活動ももとに戻り、ボーナスの水準も増加傾向になるかもしれません。今後の市場の動向をチェックしていきましょう。
参考資料
齊藤 慧