40代~50代、おひとりさまの貯蓄の内訳をチェック!
では次に、先ほどの平均貯蓄額をもとに、その内訳について見ていきます。
40歳代・単身世帯の金融商品保有額:666万円
- 預貯金:263万円(39.4%)
- 金銭信託:8万円(1.2%)
- 生命保険:60万円(9.0%)
- 損害保険:5万円(0.8%)
- 個人年金保険:36万円(5.4%)
- 債券:14万円(2.1%)
- 株式:176万円(26.4%)
- 投資信託:55万円(8.2%)
- 財形貯蓄:29万円(4.3%)
- その他金融商品:21万円(3.1%)
50歳代・単身世帯の金融商品保有額:924万円
- 預貯金:322万円(34.8%)
- 金銭信託:5万円(0.5%)
- 生命保険:97万円(10.4%)
- 損害保険:14万円(1.5%)
- 個人年金保険:89万円(9.6%)
- 債券:17万円(1.8%)
- 株式:259万円(28.0%)
- 投資信託:104万円(11.2%)
- 財形貯蓄:8万円(0.9%)
- その他金融商品:8万円(0.9%)
※()内は保有割合を示す
40~50代ともに共通しているのは「預貯金で保有している割合が1番大きい一方で、その他の金融資産もバランスよく保有している」という点です。
ただ、50代では預貯金の割合が40代より少なくなっています。代わりに、個人年金や株式・投資信託など運用性のある金融商品で積極的に運用していることが分かります。
50代に入り、貯蓄が1000万円以上の方は増加していました。運用できるお金が増えたり、老後を目の前にして運用に興味が出てきたりした方もいると考えられます。
そう考えると、50代は老後資金を作るためにラストスパートをかけられる最後のチャンスかもしれませんね。