ハナミズキ

  • ミズキ科
  • 落葉高木
  • 原産:北米東部~メキシコ北東部
  • 参考価格:3000円前後(ポット苗、100センチ)

ピンクや白の花がとてもきれいなハナミズキ。お庭のシンボルツリーとして育て、庭先に地植えにしている人が多い人気の樹木です。秋には葉が赤く紅葉し、その後、葉を落とします。

ハナミズキは落葉高木ですが、鉢植えでも栽培が可能。地植えだと4メートル以上にもなる可能性がありますが、鉢植えなら、1メートルから2メートルくらいにして育てることがができます。

基本的には自然樹形も美しいので特別に剪定することはありませんが、ベランダなどで育てる場合は高さを調節する必要があるかもしれません。

その場合は、好みの高さになったら主幹を切ってもよいでしょう。枝が横に広がるので、花芽を切らないように注意して整枝します。花芽自体は夏頃つきます。夏が終わったら確認しやすくなるので、観察しておきましょう。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。花が咲く4月頃は水切れしやすくなりますので注意します。

肥料は2月頃と花後にあげるようにします。2月は堆肥など、花後は化成肥料がよいででしょう。

まとめにかえて

今回ご紹介した庭木はホームセンターでも手に入れやすく、育てやすい木です。どれもコンパクトに育てられる木ばかりなので、鉢植えで十分楽しむことができます。

ドウダンツツジとモミジは成長がゆっくりで、数年で大きくなることはないため、長く育てる楽しみもあります。

紅葉は和のイメージもありますが、洋風のインテリアにも意外とマッチします。春は緑の葉が生い茂るので、観葉植物のように楽しむこともできます。

ベランダなどの陽当たりのいい場所で育てると、紅葉も美しくなります。紅葉を楽しめる期間は長くはありませんが、だからこそ毎年の楽しみにもつながります。

お気に入りの庭木が見つかれば、チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

参考記事

LIMO編集部