今の時期は山や近くの公園に紅葉狩りに出かける人も多いことでしょう。
山々では立派に育ったモミジが私達の目を楽しませてくれますが、自宅で育てられる庭木の中にも秋になると紅葉するものがあります。
本日はガーデニング歴20年のLIMO編集部員から、鉢植えで紅葉が楽しめ庭木を紹介します。コンパクトサイズで、ゆっくり育てながら紅葉を楽しみたい方にオススメです。
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基本的には庭木の類は地植えで育てるほうが大きくなります。管理もラクなので、地植えのほうがメリットが多いかもししれませんが、鉢植えでも育てられます。
モミジ
- ムクロジ科
- 落葉高木
- 原産地:北半球の温帯
- 参考価格:2000円前後(ポット苗、80センチ程度)
紅葉といえばモミジ。赤ちゃんの手のような大きさの葉が、緑から真っ赤に染まる様子は大変美しいものです。
モミジは盆栽でも楽しめる植物ですから、鉢植えでも十分育てることができます。一般的にモミジは成長スピードがゆっくり。鉢植えだと、わさわさと葉が生い茂る一面が真っ赤に染まる景色は難しいかもしれませんが、モミジが好きで、コンパクトな立ち姿でも自宅で紅葉を楽しみたい方には向いているでしょう。
鉢植えの場合は地植えより、多少お世話が必要になります。特に水やりは乾燥していたらたっぷりあげるようにしましょう。冬は控えめにします。元気に大きく育てたい場合は、2月ごろに施肥をします。
時々鉢の裏側をチェックして、根詰まりをしていないかも確認しましょう。根が見えるようだと植え替えの時期です。植え替えは11月ごろが適期です。
モミジの剪定は難しいので、自宅で楽しむ分にはあまり行わないほうが無難です。枯れ葉や枯れ枝は適宜手で取ったり、折ったりします。剪定をおこなうなら、落葉後の11月~12月下旬が適期です。
よく言われることですが、紅葉は昼と夜の寒暖差が激しいところでキレイに色づきます。室内には入れず、気温の変化がある屋外で管理するようにしましょう。