投稿者さんインタビュー
――2年前の出来事とのことですが、現在でもお小遣い制度は続いているんでしょうか?
「現在もお小遣い制度は続いています。お小遣い制度を始めた当初5歳だった息子は現在7才で、お小遣いの金額が月300円から500円に上がりましたが、ルールなどで変わった点はありません」。
――お小遣い制を導入したことで、お子さまの意識や考え方などに変化はありましたか?
「初めてお小遣いをもらったときは、自分のお金を持っていることと自分で買えることが嬉しくて『お金を使うことが目的』になっているように見えましたが、数カ月の間に『欲しいもののためにお金を使う』ことができるようになりました。
漫画にかいていない点としては、お小遣い制を導入してから『これ買って』ということが減ったように感じます。息子の中で、欲しいものは"おねだりして買ってもらう"だったものが"自分でお金を貯めて買う"ものに変わったようです。
――お金についての教育という点で見て、とても成果を感じます
「いろいろな商品の値段を見て『これは買える、これは買えない』と自分の持っているお金と比較することが増えました。お小遣いのおかげでお金の価値を知り、さらに自分のお小遣いと比較することで身近なものの価値にも目を向けるようになったようです。
また、欲しいものができると、あと何カ月お小遣いを貯めれば買えるのか?を計算するようになりました。そのおかげかは分かりませんが、算数は得意なようです(笑)」
――思わぬ副次的な効果もあったんですね(笑)ありがとうございました
--
子供に小遣い制を導入すべきか、どうすべきか…。お悩みの読者の皆さん、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
増田 雄三