ヘデラ(アイビー)

  • ウコギ科
  • 常緑ツル性低木
  • 原産:ヨーロッパ
  • 参考価格:300円前後(ポット苗)

葉の形が様々なアイビー(著者撮影)

手軽な観葉植物として人気の高いヘデラ。種類がとても豊富で、斑が入った葉や葉の形がいろいろあり、好みに合った品種を選ぶことができます。小さいポット苗で販売されているので、小さいうちは手軽にどこでも置けて楽しめます。

日当たりのよい室内でも育てるのがベストです。半日陰でも育ちますが、その場合は時々陽に当ててあげましょう。適度に日に当てるほうがよく育ちます。耐寒性もあります。

ポットで販売されていることが多いので、成長に伴い徐々に大きい鉢に植え替えるとよいでしょう。

大変丈夫な品種なので特別な管理は基本的に要りません。水は土が乾燥していたら、たっぷりあげましょう。

シュガーバイン

  • ブドウ科
  • 常緑つる性多年草
  • 原産地:オランダ
  • 参考価格:300円前後(ポット苗)

繊細で濃い緑の葉がかわいらしいシュガーバイン(著者撮影)

つる性の観葉植物ではヘデラ(アイビー)が有名ですが、こちらのシュガーバインも園芸店でよく見かけるようになりました。

葉は濃い緑色で5枚の葉からなり、繊細で柔らかい雰囲気がおしゃれです。繊細な植物は、環境が変わると枯れてしまうこともあります。

ある程度の耐寒性はありますが、カーテン越しの光が当たる暖かいところや半日陰くらいの場所で様子を見ながら育てます。寒い季節は部屋の方が無難です。

水やりは土が乾燥したら、たっぷりあげましょう。冬は1~2週間程度に1回程度を目安におこないます。

まとめにかえて

今日ご紹介した8種の観葉植物はとても丈夫で、お世話もラクです。特にトネリコ、ウンベラータは環境が合えば、大きく生長します。大きさが中くらいだと値段も手頃ですから、ひと鉢購入してみてお部屋のシンボルツリーとして育てるのもいいですね。

せっかく育てても、枯れてしまわないように「世話のしすぎ」には注意をしましょう。水をやらないと枯れてしまうと思い、水や葉水を必要以上に与えると根腐れや病気の原因になります。

お世話で大切なポイントは「観察」です。葉がぐったりしている、葉の色が変色している、葉が落ちている、などの場合は水不足が考えられます。土の状態を確かめてから、お水をあげましょう。

緑があるとリラックス効果も期待でき、おウチ時間も充実します。ぜひ植物を育てる楽しさを味わってみてください。