老齢年金「みんなの平均月額」基礎年金は満額6.5万円

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日本年金機構が、年金通知書の誤送付を正式に発表しました。印刷ミスによる誤記載を原因とするものです。報道やSNSでは「従来の振込額と大幅に異なる金額が記載された通知書をみて大慌てした」といった受給者の声なども。

公的年金は、私たちの暮らしを守るセーフティーネット。「老齢年金」「遺族年金」「障害年金」の3種類のうち、「老齢年金」についてはほとんどの人がお世話になる制度でしょう。「年金」といえば老齢年金を指す場合が大部分ですね。

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「人生100年時代」長い老後の生活では、予期せぬできごとや出費が待ち受けている可能性も。今回はセカンドライフを支える柱となる「老齢年金」の分かりにくい部分を、ていねいに整理していきます。

年金のしくみを、ここでおさらい!

さいしょに公的年金制度のしくみの基本を復習しましょう。「年金制度は2階建て」なんて言われますね。次の図でイメージをつかんでください。

1階部分の「国民年金」は公的年金制度のベース部分。「基礎年金」とも呼ばれますね。原則、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務があります。

2階部分にあたる「厚生年金」は、サラリーマン(会社員や公務員など)が、国民年金に上乗せして加入するものです。

上表の「第1号保険者」は、第2号・第3号被保険者の要件に該当しない人、と考えてください。自営業・農業者・学生などと、その配偶者がそれにあたります。

冒頭でも少し触れましたが、国民年金(基礎年金)と厚生年金は、年金保険料の納め方や、年金保険料の金額を決めるしくみがまったく違います。それが老後の受給額を左右するポイントにもなります。次で詳しく見ていきましょう。

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執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。