60代の現状から考える「老後のお金」

ここまで、60代の住宅ローン残高、金融資産残高、純貯蓄残高について見てきました。「老後格差」の大きさに触れて、やや不安になった方が多いかもしれません。

引き続き同調査の結果をみると、60歳代で、老後の生活について「心配である」と回答した人は74.6%と非常に高い割合です。さらに、60代が考える「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」は約2027万円という結果に。

実際に必要となる金額は世帯によってそれぞれ違いますが、セカンドライフの生活費を公的年金「だけ」で賄うことはやはり厳しいといってよいでしょう。

老後資金をどう準備するかは、多くの世帯にとって非常に重要な課題といえそうです。

預貯金と資産運用を上手に組み合わせて、お金が育つしくみ作りを検討されてもよいでしょう。複利のメリットを活かすためにも、資産運用は早めのスタートがお勧めです。

投資ビギナーの方の場合、お金を増やすことに対して「怖い」「難しそう」といったイメージを抱いていらっしゃる方も多いはず。そんな不安を解消するために、まず情報収集から始めていきましょう。

資産運用のリスクやメリットをしっかり理解することで、老後のお金の不安も心配ごとも、少しスッキリしてくるかもしれません。

参考資料

宮内 勇資